最近Twitterで間取りの相談を受けていますが、一番みなさんが気にされているのが収納です。
収納がどれくらいあれば
足りるの?
この疑問に対する回答は人それぞれ!
今回は収納の考え方と私が見た間取りの中でありがちな使いにくいパターンを紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 間取りを作り始める人
- 収納が足りるか不安な人
新築で建てた直後から想定外の家具で収納を補わなければ生活できない!ということのないように計画することをおすすめします!
ココナラにて間取りの相談と住宅購入の相談をを受け付けています。
- 収納が足りるか不安なママ
- 子供が生まれたときの収納の考え方を知りたいプレママ
是非ご相談ください‼️ついでに子育ての愚痴も聞きます😂
収納を考えるには妄想力が必要!
収納は失敗しやすい場所!新築時しかできない動線と造り付け収納の計画は妄想力で考えよう!
収納は失敗しやすい場所!
「おうちパレット」による調査(https://nexer.co.jp/ouchipalette/chumonjutaku_survey/)によりますと、実際に注文住宅を建てた方へのアンケートで失敗した設備・場所について「収納・クローゼット」と回答した方が一番多かったです。
私も数々の間取りを見てきましたが、収納の使い方がイメージできてないんじゃないかと思う間取りが多くありました。
スペースを作れば収納できる!と思っている人も多いんじゃないかと思います。
妄想力で考える収納とは!
新築時しかできないのが動線と造り付け収納の計画です!これが自分の生活に合っていないと、住んでみてから収納が足りなくて家具で補う羽目になります。
数年経っている、家族構成が想定と違った、こういう場合は仕方ありませんが、住んだ直後から収納が足りないのは収納計画の見通しが甘かったとしか言いようがありません。
収納を考える上で必要なのは、妄想力です!
どれだけリアルに引越し後の生活を妄想できるかで、収納が使いやすいかが決まります。
完璧に作ることはかなり難しいです。家族構成の変化については想像と違う場合もあるでしょう。そういう部分は家具で補うことにして、今できるベストの状態で作ることが大切です。
さらにこれをすると、自分の持ち物の多さに気づくこともあります。
本当に必要なものか、ひとつひとつのものについて考えることで引越し時の荷物が減って新しい生活に気持ちよく入ることができます。
新築時は持ち物を把握して、適切な収納を作る千載一遇のチャンス!
私も自分を見つめ直した結果、ソファと炊飯器を捨てました!
収納で多い使いにくいパターン5選
間取り相談の中で出会った、収納で多い使いにくいパターン5選について、詳しく解説します。
リビング収納が少ない
リビングを考える時にみなさんが思うこと、
リビングはできるかぎり広くて遮るものがないほうがいい!
こう考える人が大半です。
なるべく広く、なるべく壁や柱を少なく、そう考えた結果住んでみると収納がない!ということは多いです。
例えを書きましたが、人によってはこれはダイニングに置きたい、これは玄関に置きたい、など意見がわかれるのがリビング収納の一番のポイントです。
あなたと営業担当・設計担当の意見が実は違うかもしれません。そこが食い違っているのにリビング収納が自分に合った間取りにはなりません。
どんなものをしまいたいかは、自分の生活をもとに考えましょう。
ちなみにわたしはリビング収納を考えました。
リビングは過ごす時間が長いので、とりあえず置きたい!っていうシーンが多いです。
郵便物を持ってきたら、子供が急にトイレ!なんてことも多々!
そんな時に広くて遮るものがないと、ちょっと置いとく場所が遠い!なんてことも!
とりあえず置く場所があると日常が楽になります。腰窓の窓台もちょっと置くのに便利です。みなさんも間取りの中で、そんな場所があるかイメージしてみるといいと思います!
パントリーの奥行きが深い
これも本当に多いです。これから家づくりを始める人はパントリーを検討するでしょう。子育て共働き世帯なら尚更です。
狭い中でパントリーを作る時にこういう間取りにする人がいます。
この形のパントリーを間取り相談の中で何度も見てきました。狭い中でもパントリーを作ろうとするとどうしてもこの形になります。
ですがこれは、棚を目一杯作ると奥行きが深くなります。また、ウォークインさせると人が入るスペースが必要になります。
この形であればパントリーより、普通の収納にしてしまうほうが入る量は増えます。
また、キッチン周りの収納は細かいものが多いので奥行きが深すぎると、とても使いづらいです。奥行きを深くしてしまうと奥のものが取りづらく、気づかないうちに賞味期限切れになってしまうなんてことになりやすいです。
こちらは私の奥行き45cmのカップボードの引き出しです。キッチンのストックは奥行き30~45cmにすると細かいものをしまいやすくなります。
もちろんキッチンに収納したいもので奥行きが深いほうがいいものもあります。例えば、米のストックや野菜を段ボールでもらうようなご家庭は深い収納があったほうがいいです。
奥行きの深い収納と浅い収納の最適なバランスは人それぞれ。自分のキッチン周りを一度見回してみてほしいです。
ちなみに私はキッチンストックで奥行きのほしいものは土間収納にしています。間取り的に距離が遠くないので特に不便はないです。なのでキッチン周りは浅い収納しかありません。(ちなみにパントリーはありません。もともとたくさんストックすると管理しきれない自信があったので💦)
廊下の収納扉を開けていると通りづらい
これもかなり多いです。廊下に収納をつける場合は注意が必要です。
玄関とLDK、階段とLDK、水回りとLDK、こういう場所は頻繁に行き来します。
動線が集中する部分に収納がある場合は建具をつけないほうが無難です。
こういう収納には折れ戸が多いと思いますが、折れ戸を開いてると小さい子供がガチャガチャ遊ぶことがあります。壊れそうで怖いですね!
建具なしがいいですが、目隠しをしたい場合はロールスクリーンやのれんで隠してみるのはどうでしょうか。壁紙と同系色にすれば目立たなくすることもできるし、逆に派手な色を使ってアクセントにすることもできます。
どうしても建具ありがいい場合は、中に入れるものを頻繁に取り出さないものにするといいと思います。
子供部屋の収納を子供が使えない
これは以前子供部屋の記事でも少し触れました。
一般的な枕棚とハンガーパイプは子供はなかなか使えません。高さが大人用に作られています。子供が使えるようになってから社会に出ていくまで数年しか自分では使えません。そしてこれは予測が難しいです。いつから子供が自分で使う(管理できる)ようになって、いつ家を出ていくかも個人差が大きいです。
有効活用できるかわからないスペースをわざわざ作るくらいなら、空洞にしておいて子供の成長に合わせて家具で対応していくほうが可変性があっていいと思います。
小屋裏にしまいたいものがしまえない
小屋裏を広く取って収納をそこで担保する!と言う人には注意点があります。
小屋裏に行く通路や昇降ハシゴは意外と狭いです。ロフト用の昇降ハシゴは幅が狭く季節ものの家電(扇風機等)を出し入れしようとすると結構大変です。事前に幅や使い方をチェックしておくといいです。
一番いいのは固定階段にすることです。私はこれにしました!なので塔屋をつくりました。
簡単に言うと2階建てですが、階段は3階まであります。そこから小屋裏収納とルーフバルコニーに行けます。
固定階段で小屋裏にいけるようにすると、歳を取っても小屋裏収納が使いやすいです。(階段は登れる前提)
まとめ
いかがでしたでしょうか。新築時しか考えられて工夫することができないは、動線と造り付け収納です。ですが、収納の必要な箇所・必要量は個人差がかなり大きいです。
綿密な計画をたてて、新居での暮らしをラクにしてほしいです!そのための参考になれば幸いです。
ココナラにて間取りの相談と住宅購入の相談をを受け付けています。
- 収納が足りるか不安なママ
- 子供が生まれたときの収納の考え方を知りたいプレママ
是非ご相談ください‼️ついでに子育ての愚痴も聞きます😂
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