【女性の資格取得は大事!】第一子出産と資格取得を並行した女の末路

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今回は家づくりのではなく、第一子出産と一級建築士試験についてお話ししたいと思います。

子供が好きだし、女として生まれたから結婚妊娠出産をするものだと思っていた。だから妊娠した時も、みんな通る道だしなんとかなると思っていました。

そう思っている皆様、妊娠出産を侮ってはいけませんよ!(どの口が言うか。)

この記事はこんな人におすすめ

  • 子供が欲しいと思っている働く女性
  • 妊娠しながら働いている女性

妊娠出産は何も問題なく終わる場合もありますが、想定外の事態になる可能性があります。

敢えて言います。自分の身体、超大事です!

ぴーもえ
ぴーもえ

いまこれを読んでいる妊婦さんとそのパートナーは、妊婦さんの身体をこれでもかってくらい労ってほしい!

そして将来子供を望む働く女性には是非資格取得にチャレンジしてほしいです!

この記事を読むとわかること
  • 妊娠出産期に頑張りすぎた私の末路
  • 働く女性の資格取得の重要性

今回は物語調にチャレンジしてみました。(慣れないので読みにくかったらごめんなさい。)私の体験が誰かの参考になったら嬉しいです。

ココナラにて間取りの相談と住宅購入の相談をを受け付けています。

  • 間取りがいまいちしっくりきていないママ
  • 子供がいる生活が想像できないプレママ

是非ご相談ください‼️ついでに旦那の愚痴も聞きますよ😂

自己紹介

3児ママ建築士が自邸を建てました😀新築でしかできない、がんばらない毎日のための家事楽アイディア(海外製食洗機ボッシュ、洗濯動線ワンフロア、スロップシンク)毎日頑張る共働きママが子供に向き合える時間を作るための新築デザインをご紹介します🍀

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一級建築士の予備校に通い始る頃に妊娠発覚〜出産へ

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それは就職から1年半、実務2年になる次の一級建築士試験に挑むために予備校に通い始めた頃のこと。

妊娠発覚!

子供はできれば3人産みたいから、早めに授かりたいと思っていたから嬉しい。しかしまだ入籍前。世の中には不妊治療で苦しむ人がいっぱいいる、そんなに簡単にはできないだろうと思っていた。

ぴーもえ
ぴーもえ

子供好きだし、早く欲しかったけど

こんなに早いと思っていなかった💦

でも、いずれは通る道だし世の女性の多くが妊娠出産を経験する。働きながら子育てしてる人もたくさんいる。自分もそれに倣うだけだ、とあたりまえのように思っていた。

つわりもあったが仕事も休まずなんとか両立し、予備校も通い続けた。

みんなやってることだといいきかせて。

仕事と勉強で身体が限界、3日間意識を飛ばす

仕事を産休に入るまでまっとうし、予備校もほとんど休まず通った。妊婦は運動したほうがいいというのをまにうけて、妊婦健診に片道30分歩いて通う。産休に入ってからは喫茶店にも通い勉強する日々、ついに無理が祟りGWの3日間丸々ソファで爆睡。

起きて旦那が目の前に思った。

「誰?」

血圧170、妊娠高血圧症候群か

37週で健診に行くと、血圧170超え&尿蛋白+++++(欄に書ききれない)

産婦人科医
産婦人科医

いますぐ入院してください

ぴーもえ
ぴーもえ

、、、?

高血圧で危険だからこのまま誘発分娩!

家に帰れずそのまま車椅子に乗せられ真っ暗な病室に閉じ込められる。

助産師
助産師

絶対安静。起きるのはトイレだけ。

飲み物を買う時も呼んでください。

電気はつけないでください。

ぴーもえ
ぴーもえ

!?

急なことだったが、血圧が上がっているせいか判断力も認知力も明らかに欠如していて何もわからなかった。ただ暗い部屋でテレビを見るだけの一夜を過ごし、翌日から誘発分娩に挑むことになった。

早く分娩しないと母子共に危険!

朝からただ子宮収縮促進剤を点滴されながら横になっている。だんだん痛みが増していく。でも初産で体も動かしていないから赤ちゃんも降りてこない。夜22時ごろになった。

助産師
助産師

まだお産にならなさそうなので今日はここまでにしますか?

ぴーもえ
ぴーもえ

えっ!?(こんなに痛いのに寝れるの?嫌だ!)

そこから今晩中に産むという謎の意地でお産が進み、23時半ごろ第一子出産。

低出生体重児で母子分離入院

高血圧で胎盤機能が十分ではなく、正期産の38週での出産で2025g。

産婦人科医
産婦人科医

大丈夫だとは思いますが、低出生体重児なので転院して大きい病院で診てもらいましょう。

ぴーもえ
ぴーもえ

、、、??(泣

出産翌日に保育器に入って救急車で運ばれていくことになり、急激に後悔の念が募る。

ぴーもえ
ぴーもえ

自分が無理したから

小さく産んでしまった。

母親失格かもしれない。

退院後、毎日母乳を届けにGCUへ

出産後は血圧も下がり、1週間で退院。しかし長女は3kgを超えるまでは入院して様子を見ることに結果的に1ヶ月入院。

その間は3時間ごとに搾乳をし、冷凍母乳を毎日タクシーで届けた。

毎日面会して顔を見るたび、小さくて小さくて、いろんな管がついているのが苦しそうで、毎日胸を締め付けられる気持ちになって泣いていた。

見かねた看護師さんが、保育器の中で両手の上に乗せてくれた。

温かくて、確実に生きていた。

無理した自分を責めて勉強どころではなくなる

出産から4週間ほどで娘も退院。実家に里帰りし、世話をしてもらいながら合間に勉強して一級建築士学科試験に合格する!とう計画だった。(学科試験さえ通れば、製図は翌年に受けてもいいと思っていた。)

ところが、産後の身体的ダメージに加え、無理したことへの自責、慣れない新生児育児、ホルモンバランスの変化による情緒不安定で勉強は全く手につかず、毎日毎日泣く日々。

ぴーもえ
ぴーもえ

子供を産むって幸せに満ち溢れていると思っていた。

それでも小さかったからこそ大きくなるのが目に見えてわかり、我が子の可愛さも日に日に増して少しずつ心が溶けていく気がした。

それでも意地で一級建築士を受ける!

受けないという選択肢もあったが、意地だけで試験を受けた。

妊娠中無理してでも予備校に通い続けたのはこの日のためだとなんとか気持ちだけ持っていった。予備校の費用を援助してくれた両親に申し訳ない気持ちもあった。

母乳育児中だから休み時間にトイレで搾乳

完全母乳育児をしていたから、2〜3時間おきに胸が張る。試験は一日なので休み時間は毎回トイレに駆け込んで手動の搾乳機でシュコシュコ圧抜きをして、トイレに流していた。

こんなことしてるのはこの世の中で私だけだと思う。後にも先にも。

一応勉強用具は持ってきていたが全く見返す時間はなかった。トイレが混むといけないから試験が終わるとダッシュした。

結果はボロボロ

勉強不足、ホルモンバランスの変化による精神不安定、妊娠出産期の記憶力低下、結果は言わずもがなボロボロ。それでもいまとなっては、よく試験受けたなと思う。

同時に妊娠出産と資格試験の勉強を同時並行したことで、妊娠出産の大変さ・リスク・身体の変化を身をもって感じた。

女なら誰もが通る道、となめてかかっていたがこんなに大変だとは思っていなかった。世の中の母親と呼ばれる人全員が神々しく見えた。

働く女性にとって資格は最大の武器

response

1人目出産で妊娠出産期のリスクと身体の変化を身をもって味わった。

それでも我が子は可愛く、兄弟を作ってあげたい気持ちが膨らんだ。

これは早いうちに産もう!と思い、立て続けに3人目まで出産した。高齢出産になったら私の身体は持たないだろう。

ぴーもえ
ぴーもえ

妊娠高血圧に2回なった。

子供を産むほど身体を痛めつけている気がする。

今いる子たちの為にも自分の体も大切にしなきゃ!

ただ結果的に仕事の上ではかなりのビハインドを負った。その時に思ったのは二級建築士は取っておいてよかったということだ。

妊娠出産で仕事のビハインドを負わざるを得ない

男女の格差がなくなってきたとはいえ、男性は子供を産むことができない。これだけは変え難い事実。

そして妊娠出産期は体調の変化でいつも通りのパフォーマンスはできない。子育てをしながらの仕事は子供の熱や怪我によって急に長期で休まなければならないこともある。

雇う側も、長期で休む可能性のある女性より安定的に働いてくれるであろう男性を雇用したいという気持ちはわからんでもない。女性はブランクを作る可能性があるというビハインドを超える自分のウリがないと仕事をしづらい。

制度は一時的な助けでしかない

昨今では働きながらの妊娠出産子育てすることを助けてくれる制度はたくさんある。

  • 出産手当金
  • 育児休業給付金
  • 育児時短勤務
  • 母性健康管理指導事項連絡カード
  • 妊婦の軽易業務転換
  • 時差通勤

ただこれらは、妊産婦や子育てと仕事の両立を助けてくれる制度であって、仕事のスキルを補填してくれるわけでもスキルアップを促してくれるわけでもない。

雇用する側にコミットして昇給昇格を促してくれるわけでもない。同期の男性とは賃金差が開くし、任される仕事もかわる。

転職や再就職で不利になりやすい

妊娠出産で仕事をかえない場合は制度を活用すれば生活をカバーできる範囲は広い。

しかし、転職や再就職では妊娠出産子育て中は条件としては不利になる。

以前と同条件で就職するのは難しい。いまでも妊娠出産に理解のない企業は存在し、それが原因で解雇された場合、再就職する時には条件が厳しくなる。

資格は転職・社会復帰の後ろ盾

新卒で入った会社で今でも働いているけれど、何度も辞めるかもしれないと思った。でも転職が不利になるからいままで働き続けている。でもこのまま働き続けられる気はしていない。

そんな時に二級建築士資格を取っていることだけが、私の後ろ盾になっている。

二級建築士を取ったのは、新卒で入った会社でみんな受けるから流れで予備校に行き流れで取った。

取る前は一級建築士じゃなきゃ意味なくない?と思っていたけど、ぶっちゃけ木造2,3階建ての住宅業界で働くには全く差がない。

今の職場でも一級建築士と二級建築士に大きな仕事の差はない。(資格手当の差はあるから、給与面では一級建築士の方がいい。)

これから転職することになった時にこの資格だけが自分を守ってくれるような気がしている。

それでも職場にいる後輩の女の子が一級建築士に受かったのを見て羨ましいと思う。早く子供を産みたいと言っている彼女が一級建築士をとったことは大きいと思う。

子供を望む人ほど、早くの資格取得がのちのちの自分を助けてくれるかも!

まとめ

  • 妊娠出産は奇跡!順調に子供が産まれる人ばかりではない。自分の身体を大切にすることが大事!
  • 妊娠出産育児で仕事のビハインドを追う女性にとって、資格は転職再就職の後ろ盾として有効!将来子供を望む人は早めのチャレンジがおすすめ!

最近職場の後輩女性とプライベートな話をして、早く子供が欲しいと言っていました。彼女は一級建築士を取得しています。将来の後ろ盾としては盤石です。

子供を望む働く女性には妊娠して子育てのフェーズに入るまでに是非資格取得を目指して欲しいです。

ココナラにて間取りの相談と住宅購入の相談をを受け付けています。

  • 間取りがいまいちしっくりきていないママ
  • 子供がいる生活が想像できないプレママ

是非ご相談ください‼️ついでに旦那の愚痴も聞きますよ😂

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