工務店HM(ハウスメーカー)選びは難しい問題です。家づくりを始めた方が最初にぶち当たる壁です。忙しい合間をぬって建築会社を訪問しても、なかなか決められないですよね。
こんな悩みを抱える方も多いと思います。何社訪問しても差がわからなくて家づくり迷子になる人が大半かと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- 工務店HMを選ぶ基準を知りたい人
- 信頼できる営業・現場監督さんかどうか見極めたい人
私は二級建築士として住宅業界で働いてきましたが、自分の家づくりを通して改めて痛感させられたことがあります。
それは信頼できる人かが一番大事!ということです。
たった1つだけに気をつければ理想の家に辿り着けるはずです。
この記事を読むとなぜ信頼できる人に作ってもらうことが重要なのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでいってください!
建築会社を選ぶたったひとつの基準
建物の性能だけで決めてはいけない
建築会社選びの際に一番に考えるのが建物の性能という人も多いです。
もちろんこれも重要な要素になりますが、性能に注視するあまり大事なことを見落とします。
それは性能は紙の上の数値であり、出来上がりを保証するものではないことです。
家は紙の上に建つんじゃない!
現場に建つんだ!!
断熱を例えに考えてみましょう。断熱は水筒と同じです。どんなに物自体の性能が良くても、蓋が開いていれば中身は常温になります。1ヶ所でも施行不良があれば高性能の断熱材も意味がありません。
住宅の現場というのはいろんな職人さんが携わります。全ての職人さんたちの工程管理・現場管理をするのが現場監督の役割です。言うなれば指揮者のような存在、その人の力量は出来上がる家の完成度に大きく影響します。
トラブル時に信頼できない人だと疑心暗鬼になる
注文住宅の場合は、建築会社探しから引き渡しまで長い時間がかかります。
- 1建築会社の決定
- 2土地がない場合、土地探し
- 3着工〜竣工
- 4引き渡し
この中で施工に関すること・お金に関することでトラブルがいくつもあります。
トラブルのたびに費用がかさんだり、隣人との関係がなんとなく悪くなったりします。
大小の差はあれ、トラブルが起こらずに家づくりが終わることは少ないです。
信頼できる営業さんかどうか
トラブル時に営業さんが信用できないと、いちいちモヤモヤした感情になります。コミュニケーションの馬が合わないせいでトラブルが大きくなることもあります。
これは生涯のパートナー探しに似ています。パートナーとは人生の予期せぬトラブルを乗り越えることになるかもしれません。
この時重要なのは、同じ方向を向いて手を取り合って乗り越えていくことですよね。そのためには背中を預けられる信頼感がなくてはならないです。これがうまくいかないと離婚の危機に陥ることになりかねません。
家づくりは人生より短いですが、トラブルを乗り越えられるかどうかは人生に通じるものがあります。
私のために全力を出してくれる人がいい!
そして私自身も誰かの笑顔のために家づくりがしたい!
私が自宅建築をお願いしたいと思った監督と営業
家づくりへの熱意があふれる現場監督さんと超レスの早い営業さんがいたことが私の工務店の決め手でした。
最高の家を建ててくれると思えた現場監督さんとの出会い
私が惚れた現場監督さんは、以前大規模建築の施工管理をされてきた方でした。
なぜ住宅の監督になったのか聞いてみました。
住宅が一番面白い。
施主によって全然違う建物だし
喜んでもらえてやりがいがある。
家づくりへの熱意にあふれる人でした。
家づくりの面白さは個性的な建物とお客さんの笑顔!
家づくりの面白さは先ほどの監督さんの話にもあった通りです。
お客さんの喜ぶ顔が見える!!
お客さんの生活が想像できる
毎回違う建物を建ててる気持ちになる
施主は自分の生活のために家を建てます。
個性や好みが間取りに出て
建てていてもすごく面白い。
お客さんの喜ぶ顔が見れる。
それが住宅業界の一番のやりがいであり、私自身が働く原動力でもあるので監督さんにとても共感しました。
この人なら私のために最高の家を建ててくれると思いました。
超レスの早い営業さんとの出会い
みなさんも建築会社の人間として初めて会うのが営業さんだと思います。
営業さんは見分けが難しいです。成果主義なのでとにかく契約を迫ってくる人もいます。契約後は知らぬ存ぜぬという人もいます。資格があるわけでもなく、専門知識よりもコミュニケーション能力が問われる仕事なので、最初は人当たりが良かったりするので本当に難しいです。
おすすめは生涯のパートナーを選ぶつもりで選んでみるということです。
私は直感!
信頼できるかは話せばわかる!
これは人それぞれだと思います。
私が惚れた営業さんは本当に驚くくらいレスが早かったです。仕事の昼休憩中にSMSを送ると数分後に電話がかかってたときは驚きました。
また、わからないことがあっても即レスしてくれました。
調べるので時間をください!
〇〇までにお返事します!
こういう返しをしてくれる人は信頼できます。
営業さんの中にはわからないことでもふわっとそれっぽく返してくる人もいます。なんとなく受け流して契約まで持っていきたいという気持ちの人もいます。
こういう人に当たるとトラブルの際に被害を被る場合があります。
専門知識がないからそれっぽいことかどうかわからない!と思う人もいるかもしれませんが大丈夫です。
お客さんはみんな専門知識のない状態です。それが当たり前です。専門知識がある人だけが家を建てるわけではありません。難しいことも噛み砕いて説明してもらえるか、つまりは自分が納得できるかどうかだけで判断していいということです。
まとめ:家づくりという共同プロジェクトを共に乗り越えられる人を探そう
いかがでしたでしょうか。
家づくりは信頼度が命です。
やりがいをもって仕事している人がたくさんいると思います。ですが商売は成果が出なければ意味がありません。成果主義を叩き込まれすぎて、施主の笑顔のために頑張るという気持ちを忘れてしまっている営業さんや現場監督さんもいます。みなさんは自分の家づくりをどんな人としたいですか?
本当に信頼できる営業さん・現場監督さんとならトラブルも乗り越えられます!
ぜひ今話を聞いている営業さんが信頼できるパートナーか、考えてみてください。
あなたが信頼できる家づくりパートナーを見つけられることを願っています!
コメント